Webデザイナーに求められるスキル 2015.01.15
WebデザインWebデザイナーの役割
Webデザイナーとしての役割は、厳密には作業環境によって変わってくると思います。
まずここでは、「変わらない」と思われる部分について触れます。
Webデザイナーの役割は、クライアントの要望に従って、Webサイトの構造やインターフェイスデザインを考えながら、デザインカンプやグラフィックパーツ制作を行うことです。
これはどんな作業環境でも「変わらない」ことだと思います。
環境によってはこれに付随する形で、コーディングをしたり、プログラミングをしたり、印刷用イラストを描いたり、全体のディレクションをしたり、と様々な役割があります。
Webデザイナーとして求められるスキル
Webデザイナーの役割を踏まえた上で、必要なスキルを考えてみます。
Webでは、サイトの見た目やインターフェースデザインが非常に重視されるため、それに伴うデザイン力が必要とされます。
また、Webの多くは広告なので、クライアントの要望や商品コンセプトを理解し、デザインに反映する力も重要です。
さらにそれらに加えて、Webらしさをデザインするために欠かせないHTML&CSSの知識、デザインそのものを形にするためのIllustrator、Photoshop、Fireworks等の描画ソフトのスキルも必須でしょう。
以上が必須スキルとなりますが、それだけでは活躍の幅が限られてしまうのがWebデザイナーです。
必須スキルに加えて、様々な作業環境に対応できるスキルも身につけるべきだと思います。
紙とWebの違いあれこれ
制作物の違い
<印刷物の場合>
ポスター、製品パッケージ、カタログ/雑誌/書籍、プリント写真
<Webの場合>
Webページ、バナー、Flashコンテンツ、アプリ
データを納品した後も修正や更新がある
メンテナンス性なども考慮に入れて制作する必要がある。
色の見え方を統一できない
デバイスによってモニタは変わるため、Webデザインでは色の標準化ができない。
データ通信速度を意識して制作する
画像データではなく、CSSで表現するなどして速度を速くする場合もある。
また、バナーによっては最大ファイルサイズが決められている場合もある。
アニメーションやギミックもデザインする
Webページによっては、FlashやJavaScriptで動的に表現する。
レイアウト構造の考え方が違う
判型というサイズの決まりがなく、PCモニタのニーズに合わせてサイズを決定する。
それにより文字組みのレイアウトも変わってくる。
Thanks for reading to the end!!