インターフェースデザインの考え方 <1> 2014.11.26
WebデザインUX -User Experience- ユーザーに質の高い経験を与える
UXとは、質のよいインタラクション、システムを通した対話を実現する様々な工夫のこと。
ユーザーを不安にさせないように状況に応じた反応(インタラクション)を用意する。
また、質のよい経験をさせることによって、ユーザーの行動を促す。
ユーザーが潜在的に何を求めているのかを考える
困った時の解決方法を用意する
→リンク切れの404ページに他のページへのリンクを載せる
今の状況を知らせて安心してもらう
→読込中の時間経過を示すバーを設置する
本当に必要なものは何かを考える
→手続きに必要な手順だけを表示する
機能の分類 -Classfication- 操作をスムーズにする
設計作業の段階で機能分類のできている画面は、シンプルに見えても、どこに何があるのか予測しやすく、目につきやすい。
分類
オブジェクト
アプリケーションやWebサイトが扱う素材、名詞で列挙できる要素。
→ニュース、強み、会社概要、採用情報 等
→写真、動画、メール、つぶやき 等
タスク/アクション
アプリケーションやWebサイトで何をしたいかを言語化してナビゲーション化したもの。
オブジェクトの周囲に置き、メインのタスクは画面上で一番目立つところへ設置する。
→最新情報を調べる、商品を見る 等
→返信、リツイート 等
主題別カテゴリ
オブジェクトを整理する手段。
→時系列に沿って並べる、あいうえお順に並べる、グループ順にまとめる 等
ツール
実行中の機能を操作するメニューバーやツールバー。
画面上部など、全体を包括することを示せる位置に置く。
→戻る、進むボタン、検索ツール 等
マジックナンバー -Magic Namber- 選択肢の数を決める
人間が把握しやすい情報量の目安。
ライティングのセオリーでは、3や4。
レイアウトの一覧性では、5~7。
3つの選択肢で全容を伝える
グローバルナビゲーションは5つ程度でまとめる
ピックアップコンテンツは3つに絞る
アイコン -icon- 直感的な識別を可能にする
文字による説明ではなく、絵による提示から把握させる手法。
人間は文字で説明されたことよりも、絵として把握したことの方が記憶にとどめやすい。
アイコンは共通概念に沿ったかたちにする
→既存のアイコンをまねる
立体感に頼らずシンプルにする
グレースケール、白黒でデザインする
参考
この記事は以下の本を参考にして書いています。
『ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。』 矢野りん
Thanks for reading to the end!!